クボタのユンボ(バックホー)

クボタのバックホー、油圧ショベル

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クボタ(kubota)と言えばユンボなどの建設機械よりも農業機械の方が良く知られていますね。農機メーカーとしては国内では最大手のクボタですが、建設機械事業部の油圧ショベルやミニバックホー、ホイールローダーなどの建設機械もけっこう充実したラインアップを誇っています。ユンボのラインアップとしては、「ミニバックホー」の後方小旋回機・標準機、超小旋回機、超ミニバックホー、それと「油圧ショベル」の後方小旋回機、超小旋回機、標準機になります。

 

そして、クボタのグループ企業の中でそれらの建設機械の販売を担当しているのが、「クボタ建機ジャパン」です。

 

 

●株式会社クボタ・・・〒556-8601 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
(内燃機器関連部門、環境エンジニアリング部門、産業インフラ部門、生活環境関連部門)
●株式会社クボタ建機ジャパン・・・兵庫県尼崎市浜1丁目1−1
   (国内におけるクボタの建設機械の販売・サービスを担当)

 

 

クボタの超ミニバックホー(マイクロユンボ)と呼ばれる機種にはK-005-3、U-008 、U-10-3などがあります。その中で一番小型の機種が「K-005-3」です。クボタの超ミニバックホー「K-005-3」は、機械質量が500kg、横幅が690mm、それに埋め戻し、整地作業も出来るようにブレードも装備しています。

 

クボタのミニバックホーのラインアップは後方小旋回機・標準機U-15-3S〜U-50-5、超小旋回機はRX-153S〜RX-505、そして油圧ショベルのラインアップは、後方小旋回機K-75US〜K-225USR-3、超小旋回機K-75UR/K-135UR、標準機K-70〜K-200-3です。
クボタで最も大きい油圧ショベルは、「K-225USR」ですが、このK-225USRの機械質量は23.2トンです。これから見るとクボタK-225USRは、いわゆる中型ユンボに属しますね。

クボタの超ミニバックホー 「K-005-3」

クボタの最小機種、マイクロユンボである「K-005-3」は、住宅地の路地裏や狭い通路などでも進入できる超ミニバックホーです。

 

小型ユンボの需要のある住宅地周辺の設備工事など小規模な工事現場は、住宅に住んでいる住民に対して、騒音を減らすなどの対策が必要です。クボタのK-005-3は、そんな住宅地の環境に配慮した低騒音設計になっていますので夜間工事でも安心です。

 

クボタの超小型のマイクロユンボ「K-005-3」の機械重量は500kgで、車体の横幅は690mmとなっています。ここで、コマツ、ヤンマー、クボタのマイクロユンボの機械質量と機械幅、それにエンジンの馬力を比較してみましょう。

 

 

コマツpc01 ・・・・機械質量:300kg  車体幅:580mm  エンジン:3.5馬力(ホンダ)
ヤンマーSV05 ・・・機械質量:550kg  車体幅:580mm  エンジン:7.2馬力
クボタK-005-3・・・機械質量:500kg  車体幅:690mm  エンジン:4.5馬力(クボタ)

 

 

クボタK-005-3は車体幅が若干、コマツpc01やヤンマーSV05よりも110mmほど大きくなっています。また、K-005-3の機械重量が500kgで、コマツのPC01の300kgよりも若干重いという点は、K-005-3が、クボタの自社、ディーゼルエンジン4.5馬力を搭載し、また、バケットシリンダの径を増やすなどマイクロユンボにも関わらず、ハードな作業も平気で作業できるようにパワフルな作業性を目指しているからでしょう。

 

また、ユンボのメンテナンス・整備なども簡単に出来るようにフルオープンのボンネットを採用しています。フルオープンのボンネットは、コマツpc01にも採用されていますね。

 

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